
隣の家に枝が越境!? みよし市で起きやすい庭木トラブルと解決法
2026年02月20日 01:18
名古屋市や豊田市のベッドタウンとして発展し、緑豊かな住宅地が広がる愛知県みよし市。庭付きの一戸建てで、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ方も多いのではないでしょうか。
しかし、その一方で「隣の家の木の枝が、うちの敷地にはみ出してきて困る…」といった、庭木をめぐるご近所トラブルは決して他人事ではありません。
特に、枝の越境問題は、落ち葉や日照、害虫など様々な問題を引き起こす可能性があり、長年の悩みの種になりがちです。しかし、ご安心ください。
2023年4月1日に施行された改正民法により、これまでよりもスムーズに問題を解決できる道が開かれました。
この記事では、みよし市の地域特性を踏まえながら、よくある庭木トラブルの事例と、改正民法に基づいた新しい解決法を分かりやすく解説します。ご近所との良好な関係を保ちながら、問題を円満に解決するための具体的なステップをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
みよし市で特に注意したい!よくある庭木トラブル3選
新興住宅地と昔ながらの農地が混在し、多くの世帯が庭を持つみよし市では、以下のような庭木トラブルが起こりやすくなっています。
1. 枝の越境による直接的な被害
最も多いのが、隣家の木の枝が境界線を越えて伸びてくる「越境」問題です。単に見た目が悪いだけでなく、以下のような実害につながるケースも少なくありません。
•建物の破損: 伸びた枝が外壁や屋根、雨樋などを傷つける。
•日照の阻害: 枝葉が日光を遮り、部屋が暗くなったり、家庭菜園の作物が育たなくなったりする。
•車両への被害: 駐車場に枝が覆いかぶさり、車を傷つけたり、樹液で汚したりする。
2. 落ち葉・害虫・鳥の糞害
越境した枝は、二次的な被害の発生源にもなります。特に深刻なのが以下の3つです。
•落ち葉: 大量の落ち葉が敷地内に吹き込み、掃除の手間が増えるだけでなく、雨樋を詰まらせて雨漏りの原因になることもあります。
•害虫の発生: 毛虫やアブラムシなどの害虫が、越境した枝を伝って自宅の庭や建物に侵入する。
•鳥による被害: 木に鳥が集まり、鳴き声による騒音や、糞による悪臭・汚損に悩まされる。
3. 根の越境による基礎へのダメージ
見過ごされがちですが、地面の下で起こる「根」の越境も深刻な問題です。竹や樹木の根は非常に強力で、時間をかけてブロック塀や建物の基礎を持ち上げ、破壊してしまう危険性があります。
【2023年4月~】法律が変わった!越境した枝の新しい対処法
これまで、隣の家の枝が越境してきても、勝手に切ることは民法で禁じられていました。あくまで木の所有者にお願いして切ってもらうしかなく、相手が応じない場合は裁判を起こす必要があり、非常にハードルが高いものでした。
しかし、2023年4月1日に施行された改正民法第233条により、このルールが大きく変わりました。原則として所有者に切ってもらう点は変わりませんが、以下の3つのケースでは、土地の所有者が自ら枝を切り取ることが可能になったのです。

この改正は、みよし市の公式サイトでも周知されており、市民が主体的に問題を解決するための一歩として期待されています。
枝の切除にかかった費用は、原因を作った木の所有者に対して請求することが可能です。また、切除のために必要な範囲で、隣の土地を使用することも認められています。
トラブル解決への4つのステップ
法律が変わったからといって、すぐに枝を切り落として良いわけではありません。ご近所との関係を悪化させないためにも、以下のステップを踏んで慎重に進めることが重要です。
ステップ1:まずは隣人との良好なコミュニケーション
何よりもまず、隣の家の方に直接、丁寧にお願いすることから始めましょう。「枝が伸びていて、落ち葉で雨樋が詰まってしまい困っているのですが…」というように、感情的にならず、具体的な事実と困っている内容を冷静に伝えることが大切です。相手も、自分の家の木が迷惑をかけていることに気づいていないだけの可能性があります。
ステップ2:書面による催告
直接の対話で解決しない場合は、次のステップとして書面で切除をお願いする方法があります。みよし市の公式サイトでは、催告に使える通知文の例も提供されています。 後々の証拠にもなる「内容証明郵便」を利用するのも有効な手段です。
ステップ3:自分で切除、または専門業者へ依頼
催告しても応じてもらえないなど、前述した3つの条件を満たす場合は、最終手段として自ら枝を切除することができます。ただし、高所での作業は危険を伴い、木を傷めてしまう可能性もあるため、専門の植木屋や造園業者に依頼するのが賢明です。その際は、民法改正のルールに基づいて切除する旨を業者に伝え、見積もりを取りましょう。
ステップ4:市の相談窓口や専門家への相談
当事者間での解決が難しいと感じたら、一人で抱え込まずに専門家へ相談しましょう。みよし市役所では、市民向けに無料の法律相談なども行っています。 弁護士や司法書士に相談することで、法的な観点から具体的な解決策やアドバイスを得ることができます。
まとめ:トラブルを未然に防ぎ、良好なご近所関係を
庭木の越境問題は、みよし市のような緑豊かな住宅地では誰にでも起こりうる身近なトラブルです。しかし、改正された法律の知識を持ち、適切な手順を踏むことで、円満な解決は十分に可能です。
最も大切なのは、トラブルが大きくなる前に、日頃からご近所とコミュニケーションを取り、お互いの庭木に関心を持つことです。自分の家の木が隣家に迷惑をかけていないか定期的にチェックし、適切な剪定を心がけることが、何よりのトラブル予防策と言えるでしょう。
もしお困りの際は、地域の信頼できる植木屋に相談してみるのも一つの手です。専門家の視点から、最適な解決策を提案してくれるはずです。
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